地産地消とは・・・
昨日、坂井農林総合事務所が企画する、
芦原温泉の某旅館の「地産地消ランチ」&講演会に出席する予定だったのですが、
都合でいけなくなってしまいました
行けないとなると、とっても、そのことについて、考えてしまう悪い癖・・・
ここ最近地産地消っていう言葉が、当たり前に使われていて、もちろん皆様もご存知の言葉でしょう。
地元のものを食べる。
これって、とっても大切なことだと思います。
でも、スーパーにいくと、ありとあらゆる食材が、全国各地から集まって、ところ狭しと並んでいます。
手に入らないものは、ないんじゃないかという、この便利さ、豊かさ。
それにすっかり、慣れてしまって、冬にイチゴがあるのも、当たり前。
果物にいたっては、海外の富裕層向けに、どんどん輸出もしているとか。
生産者の方と話をする機会も多いので、いろいろな話が聞けますが、
「あわら市より、福井市、福井市より、東京」と、
結局、人口の多いところ、需要の多いところに向けて、生産者の目が向いていることが分かります。
たくさん作って、たくさん売れないと、商売にならない現実なんだなって思います。
そして、ここでいう、旅館の提案する、ランチは、一体どういうものなんだろう?
一体、誰のためのものなんだろう?
観光客のため?
地元の人間に、よりよい食材を知ってもらうため?
観光客の方が、夜に出た料理に、文句を言っておられたことがあります。
「ハタハタなんて、雑魚よ。飼料よねぇ。そんなものを焼いて(煮てだったか?)出すなんて。秋田のしょっつる汁ならわかるけど・・・」
文化の違いに、そんなことを言う方もどうかと思うけど、一体地元の食材をどう理解するのか。
どう、伝えていくのか。
長々と、まとまりもなく、どうも、スイマセン。
ランチ、行きたかったなぁ・・・。
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